THINK133 関口正人

2025.04.04

[THINK 133]
今回のTHINKは、株式会社GREENING代表 関口正人さんです。レストランからベーカリーやホテル、ライブハウスまで、多くの人が足を運ぶ場所をプロデュースされてきました。東京都足立区で生まれ育った関口さんは、東京の下町で育ち、商店街のにぎわいに触れ、地元のお店の人たちと交わす日々の会話から、“まち”や“人の営み”への興味が自然と育っていったといいます。
転職を3度経験し起業。起業して数年後、鎌倉の有名な漫画家の自宅を関口さんが借り、レストラン事業を開始します。一皿の料理、一杯のコーヒーを提供することによって、古びた家が価値となって、大家さんには家賃が払えて、街の人にはその素晴らしい場所を共有できる。その人たちがその場所をきっかけに繋がっていくという役割を果たす。そうした繋がる実感が持てたのが鎌倉の「GARDEN HOUSE」プロジェクトだとインタビューで話されていました。
また、2018年「MUSTARD HOTEL」というホテルを展開中、コロナ禍が襲い、あらゆる家賃が支払えない状態に。「一番大事なのは従業員の継続的な雇用と事業の継続」その最短距離をいこうと辿りついたのが、第二会社方式。2020年、THINK GREEN PRODUCEの事業のうち、いくつかがGREENINGに事業譲渡されるかたちで引き継がれ、今のGREENINGがあります。
距離があったとしても一つのお店が二つとなり、点と点が線になり面になり立体になる。点と点の交流、点からの展開による立体化するまちづくりを行なっている関口さん。
GREENINGの公式サイトには、“we think”というページがあり、そこに谷尻が気に入っている言葉があります。

#1 真逆と思えることが、実はつながっている。

続きはGREENING サイトの「we think」へ (https://greening.co.jp/we-think/)
 
アパレル業界で培ったカルチャーへの感性と、地域の空気を読む目。都心とローカル、日常と非日常、センスとビジネスといった“真逆の視点”を同時に持ち、そこにあるつながりをていねいに形にしていく。おいしいコーヒーを求める声があるなら、人の流れがなくても意味がある。そんな考え方が、GREENINGの場づくりの芯にある。街と人の関係性を更新し続ける関口さん。ご本人から「今回のテーマは、“真逆の視点から考える街づくりと紆余曲折山あり谷ありのぶっちゃけ経営談義。”と題していきたいと思います!」と意気込みをいただきました!ぜひ多くの皆さまにご来場いただき、関口さんの視点を深掘りできればと思います。



THINK 133
日時:4月18日(金)
開場 18:30~
開演 19:00~21:00 
会場:広島市中区猫屋町8-17 4階
会費:1,000円(予約不要)
FacebookイベントページURL→
https://www.facebook.com/pg/SupposeDesignOffice/events
問合せ:
(電話での問合せ)082-961-3000/SUPPOSE DESIGN OFFICE
(メールでの問合せ)think@suppose.jp
〈必ずお読みください〉
※エレベーターは使用不可のため、階段のみとなります。※椅子席は先着となります。以降は立ち見となります。 ※ご来場が多数の場合は入場をご遠慮頂く可能性がございます。予めご了承下さい。※駐車場・駐輪場はございません。恐れ入りますが、近隣のご迷惑となりますので、公共交通機関でお越し頂きますようお願い致します。 ※ビル外での騒音・大声での話し声等は近隣のご迷惑となりますのでおやめください。 ※ドリンクの持込はご遠慮ください。

Profile
関口 正人/MASATO SEKIGUCHI
1972年、東京都足立区生まれ。夏から秋は海へ赴きサーフィンを、冬から春は雪山へ赴きスノーボードに明け暮れ、自然と動物をこよなく愛する。東洋大学社会学部を卒業後、三菱地所リアルエステート株式会社を経て、株式会社都市デザインシステムでコーポラティブハウス、不動産開発事業等などに従事。鎌倉の七里ヶ浜にある複合施設「WEEKEND HOUSE ALLEY」全体のプロデュースを行う。その後2008年に株式会社THINK GREEN PRODUCEを設立し、独立起業。商業施設や店舗やブランドのコンサルティングからオペレーションを含め、統合的にプロデュースを行う傍ら、運営も自らが手がけることで価値づくりを行う。レストラン「GARDEN HOUSE」をはじめ、「MUSTARD HOTEL」、小田急線線路跡地に開発された商業空間「reload」など幅広い分野で企画運営を行う。現在は株式会社GREENINGのCEOとして「culture scape 」日本らしい文化的な風景の創造を目指し新たな事業を展開している。