どんなカレーも“美味しい風景”になり機能的であるカレー皿
土や釉薬にニュアンスの出る素材を使用しており1枚ずつ微妙に異なる表情と質感が特徴で色違いで揃えたくなる「plate 245」。4月22日より社食堂オンラインストア販売スタート。(ご予約受付中)
[吉田愛よりコメント]
数年前に設計事務所内にキッチンを設け「社食堂」という食堂を始めました。お店の看板メニューとなるオリジナルカレーを考え始めてから、様式に捉われることなく無限の組み合わせで進化するカレーという小宇宙に魅了されました。そんな私が使いたいカレー皿とは、どんなカレーを盛り付けても“美味しい風景”を生み出し機能がデザインとなるニュースタンダードな形。鉄粉入磁土のマットな質感を残した底面と釉薬で仕上げた滑らかな質感のコントラスト。ソリッドな外側のカットに対しスプーンの形に沿う曲率を用いた内側の柔らかな曲線。自然な重なり具合が生まれるテーパーの角度によりスタッキングされたお皿自体がキッチンを美しく彩る要素になるよう設計しています。「見る、触る、盛り付ける、食べる、収納する」といった一枚のお皿にまつわる様々なシーンにおいて“用の美”を感じる、どんなお料理にも合い日常に豊かな表情を与えるお皿です。
「zen to」とは
2020年にスタートした[zen to(ゼント)]は、日本有数の陶磁器の産地である長崎県波佐見町で1917年に創業した老舗・株式会社 中善のオリジナルブランド。
同社の創業100年を機に、肥前地区の技術とその可能性を次世代に伝えるべく、日本を代表する陶磁器デザイナーの阿部薫太郎氏をブランドディレクターに招聘して「多様な嗜好に応える、多様な個性」をブランドコンセプトに2020年に誕生した。クリエイター監修による「カレー皿」企画にて今回のコラボレーションが実現。