原点を探り、ブランドの空気感を纏うこと
ブランドのルーツを訪れる人々に感じてもらえるショップとするために、街に開けたエントランスをブランドの世界観が凝縮した、空間とすることを目指した。服、音楽、コーヒー、会話、など日常の情報を介し、多様な文化が発酵してゆく場であるカフェの要素とプロダクトにオリジナリティーを付加させるカスタマーゼーションの要素を融合させ、売り場と結びつけることで、Gapの世界観を体験として知ってもらうこと、商品に出会うきっかけやお店での滞在時間を変えることが可能である。そういった取り組みがGapのプロダクト一つ一つに、新たな価値感を生み出すことに繋がるのではないかと考えている。また、空間内のいたるところの建材はブランドを表現する「藍染」を施し、空間全体を染め上げた。