地形がつくる多様性
これからの新しい働き方を考えるため、過去の職と生活について考えました。
古く日本の職は生活と密接につながっていました。
店先があり連続して生活の場があることで働くことと暮すことは境目がなく、地域社会とも深い関わり合いが生まれ自然とコミュニティの場が形成されていました。
本プロジェクトでは、地域社会とのつながりや貢献を複合用途である施設全体で求められABWをはじめとする社員の新しい働き方の多様性も求められています。
そこで働く場をフィールドと捉えワンフロア9000㎡という広大なスペースに地形をつくり五感に響く働きたくなる個性をもった集落として計画しました。
高低差によって景色の変化や熱環境、それぞれの場に合わせた多様な居場所が生まれ、混ざり合い、人の営みが会社の活力となる風景をデザインしています。