閉じながら開く
JRの線路と隣接した敷地に建つ住宅の計画です。
電車の音と視線を避ける為、外壁に開口部を設けず、建物内に配置した「光庭」から間接的に採光と換気を設け、周辺環境を気にせず、外を感じる事が出来ます。ボックス形のボリュームは、「光庭」になっているものや、室内の収納となっているものがあり、建物内に内部と外部を混在させる事により、内と外の関係をより近い存在にしています。
この「光庭」から、夜は月や星が見える日があります。閉じながら開く、この矛盾した関係を解決した新しい住宅の形になりました。