あるはずのものがない違和感
いままであったはずのものがない。
それは既成概念が新しく更新される瞬間のように感じます。あるはずの煙がない無煙タバコに相応しい空間も同様の概念を持つ建築として設計したいと我々は考えました。
柱としての存在感を持たない建築は建築でありながらも、どこか気体や現象かのような姿を持っています。従来の姿形に疑問を持つ視点、そこに新しさへの道があるのではないでしょうか。
あるはずのものがない良い違和感が、来た人への驚きや楽しさに繋がることを私たちは願っています。