グラデーショナルな色彩の重なり
ジュエリーの源流にある鉱物という存在。それは自然界の中で時をかけて生成され無数の元素の掛け合わせから結晶体として美しい物質へと変化していく。そういった鉱物のもつ”偶発性“や”時間感覚“といったストーリーをLamieのジュエリにおける根源的な魅力としてとらえ、「白でもなく黒でもない。白と黒の間に無限にある多様なグレー」を用いて色と色の間にある微妙な変化や繋がりを表現。グラデーショナルな色彩の重なりや、光沢や反射の効果で光や視点によって移ろいを感じられる空間とした。グレーを基調とした柔らかな空間に、本来異物である色や香りや音などの感覚的な要素を混ぜることで起きる“化学反応”や““エモーショナルな体験”により新たなジュエリーショップとしての在り方を試みている。