2025.11.20
今回のゲストは、新宿エリアを中心に6棟のホテルと12軒の民泊を運営し、“ラブホテル”という既存の概念を更新しようとしているプロデューサー/ホテルオーナー・弦間潤子さんです。なぜラブホテルは、いまだに“男性が誘う場所”として設計されているのか?」、「女性だってホテルに誘いたい!」彼女がいま挑んでいるのは、従来のイメージとはまったく異なる、“人と人の関係性の質を高めるホテル文化”の創出。その挑戦の象徴となるのが、2025年4月に開業を迎える新ブランド「etoe sauna & body communication」。心のふれあいを中心に据え、“コミュニケーションの場”としてのホテルを再定義しようとしています。
弦間さんの原点は、もっとずっと小さな場所にありました。母が営む中華料理店が冬に客足の落ちると、人通りの多い通りに屋台を出して角煮を売った日々。幼い彼女が店先に立つと、不思議なほどよく売れたと言います。「かわいいね」と声をかけられながら過ごしたその時間は、初めての“商売の成功体験”であり、「場づくりの楽しさ」を知った瞬間でした。
一方で幼少期は、社会との距離を感じる場面も多かったといいます。中国出身の母は多忙で家族時間は限られ、日本語が十分に話せない場面では、クラスメイトから心ない言葉を投げられたことも。夏休みの思い出が語れず悔しい思いをした経験は、負けず嫌いな性格と“自分を守る強さ”を育てました。そんな弦間さんを支えたのが、母の店の隣にあったお蕎麦屋さんの家族。放課後はいつもその店に寄り、宿題を見てもらい、学校の話をし、日本社会の“当たり前”を教えてもらったといいます。「地域に育ててもらったんだと思う」と語るその記憶は、いまのホテルづくりにもまっすぐつながっています。
大学在学中に訪れたサンフランシスコでAirbnbと出会い、帰国後に自宅の一室を貸し出すと初月35万円の売上を記録。宿泊という文化が持つ可能性に気づき、不動産の取得から企画、運営まで自ら手がけるように。現在のホテル事業へとつながる礎は、すでにこの頃に芽生えていたのです。
そして今、弦間潤子さんは「関係性の質が人生を変える」という確信のもと、都市の中で新しい“親密性の風景”をつくろうとしています。今回のTHINKでは、その価値観の源泉と、ホテルという枠を超えて描こうとしている未来のビジョンに迫ります。
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THINK 137
日時:12月5日(金)
開場 18:30~
開演 19:00~21:00
会場:広島市中区猫屋町8-17 4階
会費:1,000円(予約不要)
FacebookイベントページURL→
https://www.facebook.com/pg/SupposeDesignOffice/events
問合せ:
(電話での問合せ)082-961-3000/SUPPOSE DESIGN OFFICE
(メールでの問合せ)think@suppose.jp
〈必ずお読みください〉
※エレベーターは使用不可のため、階段のみとなります。※椅子席は先着となります。以降は立ち見となります。 ※ご来場が多数の場合は入場をご遠慮頂く可能性がございます。予めご了承下さい。※駐車場・駐輪場はございません。恐れ入りますが、近隣のご迷惑となりますので、公共交通機関でお越し頂きますようお願い致します。 ※ビル外での騒音・大声での話し声等は近隣のご迷惑となりますのでおやめください。 ※ドリンクの持込はご遠慮ください。
Profile
弦間潤子/JUNKO GENMA
プロデューサー/ホテルオーナー
1994年東京都生まれ。青山学院大学卒業。
2014年、サンフランシスコへの留学中にAirbnbと出会い、帰国後に自宅の一室を貸し出したところ、
初月35万円の売上を記録。その経験を通じて宿泊事業の可能性に魅了され、
不動産の取得から企画、運営を自ら手がけ始める。
現在は新宿エリアを中心に、ホテル6棟と民泊12軒を運営。
2025年4月には新ブランドホテル「etoe sauna & body communication」を開業。
「心のふれあい」をコンセプトに、人と人との関係性の質を高めるホテル文化の創出に挑戦する。
これまでの“ラブホテル”という産業を再解釈し、新たなカルチャーとして、業界に変革をもたらすことを目指す。
instagram:@junkogenma
2025.11.17
新刊『建築家で起業家の父が息子に綴る「人生の設計図」』
(著者:谷尻誠)出版記念パーティー開催のお知らせ
この度、12月16日に谷尻誠の新刊『建築家で起業家の父が息子に綴る「人生の設計図」』が発売となります。出版を記念し、12月18日(木)に東京・社食堂にて出版記念パーティーを開催いたします。
当日は、サイン本のご用意、ウェルカムドリンクに加え、社食堂がつくる “谷尻が好きなおかん料理” をご提供いたします。
どなたでもご参加いただけるオープンな会です。年末のお忙しい時期ではありますが、一年の締めくくりのひとときとして、ぜひお気軽にお立ち寄りください。
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日時:12月18日(木)19:00~21:30
場所:社食堂
東京都渋谷区大山町18-23 B1F
参加費:無料
2025.10.03
[THINK 136]
今回のゲストの森翔太さんなのですが、森さんのお心づかいにより、通常1,000円のTHINK入場料が無料で開催されることとなりました!より多くの方に来ていただきたいと、講演料も辞退されてのご厚意です。ぜひこの機会に、森翔太さんの言葉と生き方に直接触れていただければと思います。
森さんのInstagramプロフィールには「中卒から全国No.1ホスト」「26歳で起業し3年連続で億超え納税」「登山未経験から1年半でエベレスト登頂」と並び、その言葉だけでも強烈な印象を残します。
1991年大阪生まれ。14歳頃から現場仕事に飛び込み社会に出ました。18歳で大事故を経験し、生き方を見つめ直すために四国88ヵ所を40日以上かけて歩ききったエピソードは象徴的です。その後19歳でホストの世界へ入り、源氏名「縁賀希蓮」としてグループ年間売上1位や7年連続皆勤賞など数々のタイトルを獲得。全国のトップ7人「神7」に選ばれる存在となりました。華やかな成功の裏で、「仕事を通して人を幸せにしたい」という思いを抱き、26歳でホストを引退します。その後、美容事業「クリスティーナ・ジャパン」を設立。知識も人脈もゼロの状態から誠実に顧客との信頼を積み重ね、5期目で売上13億円・経常利益20%超えを達成。第5期から7期まで3年連続で億超え納税を実現し、税務調査でも是認通知を受けるなど、公正な経営を重んじてきました。さらに麻布十番では、家業であったパン屋を継ぎながら「100%ヴィーガン」という独自のスタイルで挑戦。飲食未経験にもかかわらず、1日最高40万円を売り上げる繁盛店へと育て上げています。
そして、大きな注目を集めたのが、登山への挑戦。2024年9月、登山歴わずか11ヶ月で世界第8位マナスル(8,163m)に登頂。さらに2025年5月には、日本人最速記録となる登山歴1年半でのエベレスト登頂を達成しました。「不可能を可能にする生き方」で多くの人に希望と勇気を与えています。現在は「夢を与える挑戦者」というビジョンのもと、事業・教育・社会貢献の三軸で精力的に活動。社員の幸福度最大化と、美容を通じた人生の豊かさを実現するために邁進しています。今回のTHINKでは、逆境を糧にし続けてきた挑戦の軌跡と、その源泉に迫ります。ぜひ多くのご来場をお待ちしています。
Profile
森 翔太/SHOTA MORI
起業家・株式会社CHRISTINA JAPAN 代表取締役
1991年大阪生まれ。19歳でホストとなり全国トップ「神7」に選ばれる存在に。
26歳で引退し株式会社クリスティーナ・ジャパンを設立、美容事業を成功させ、
麻布十番でヴィーガンパン専門店も展開。
2024年にはマナスル、2025年には登山歴1年半でエベレスト登頂を達成。
「夢を与える挑戦者」として事業・教育・社会貢献に取り組んでいる。
instagram:@morisho___1231
2025.10.03
\関東エリア初出店イベント/
AOBA CRAFT ICE CREAM MARKET 2025
10/4(土)-5(日)
昨年大盛況だったと噂に聞き、ずっと気になっていた「AOBAクラフトアイスクリームマーケット」に、ついにお誘いいただきました。 🙌
代表の吉田愛プロデュースする yacone icecream では関東エリアで初出店のイベントになります!定番人気のものからシーズナブルのものまで、シングルとダブルスクープ、オプションのネコクッキーもご用意しております!
公式HP:https://crafticecream.jp
公式Instagram:@aobacrafticecream.market
🎪
全国各地のクラフトアイスの名店と、コーヒーやワイン、お菓子などを取り扱う店舗が大集合!!
日時:10月4日(土)-5日(日)
時間:12:00〜18:00
会場:たまプラーザ テラス (横浜市青葉区)
COMMON FIELD(ノースプラザ3F庭園)/ステーションコート/フェスティバルコート
yaconeは屋上庭園での出店になります!ぜひお立ち寄りください!
2025.09.10
[THINK 135]
今回のゲストは、伊藤直樹さん。PARTYというクリエイティブラボの代表として、「未来の体験を社会にインストールする」という理念のもと、広告やデザインの枠にとどまらないユニークなプロジェクトを次々と仕掛けていらっしゃいます。
幼少期、静岡で絵を描く楽しさに目覚めた伊藤さんは、高校時代に映画や言葉の力に惹かれ、「表現とは観る人の変化を導き出すことだ」と実感を伴って学び、大学を卒業したあと、ADKやワイデン+ケネディ東京を経て、2011年にPARTYを設立。以来、成田空港第3ターミナルの体験デザイン、NIKE MUSIC SHOE、LOVE DISTANCE、そして"OMOTE 3D 写真館"といった非言語的体験をクリエイションし、社会に新たな記憶を刻んできました。
最近の話題としては、2025年、HPのAI搭載PC「OmniBook X Flip 14 AI PC」に関するレビュー記事で語られた以下の言葉が印象的です。
――「未来の体験ってのは、まだ誰も味わったことのない感覚を生み出すことなんだ」
その言葉通り、伊藤さんは「感覚の微差」にこそ価値があると信じ、広告の枠を超えたクリエイティブを追求し続けています。カンヌライオンズ金賞をはじめとする300以上の受賞歴は、単なる栄誉ではなく、その挑戦の証です。
さらに、京都芸術大学教授、神山まるごと高専カリキュラムディレクター、WIRED日本版クリエイティブディレクターなど、多岐にわたる教育や社会貢献活動も行い、新しい世代への知と創造の連鎖を紡ぎ続けています。
問題解決の先ではなく、その先にある「感覚を揺さぶる体験」をデザインする。次回のTHINKでは、その“創造の源流”をともに見つめていきたいと思います。ぜひたくさんのご来場お待ちしております。
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THINK 135
日時:9月26日(金)
開場 18:30~
開演 19:00~21:00
会場:広島市中区猫屋町8-17 4階
会費:1,000円(予約不要)
FacebookイベントページURL→
https://www.facebook.com/pg/SupposeDesignOffice/events
問合せ:
(電話での問合せ)082-961-3000/SUPPOSE DESIGN OFFICE
(メールでの問合せ)think@suppose.jp
〈必ずお読みください〉
※エレベーターは使用不可のため、階段のみとなります。※椅子席は先着となります。以降は立ち見となります。 ※ご来場が多数の場合は入場をご遠慮頂く可能性がございます。予めご了承下さい。※駐車場・駐輪場はございません。恐れ入りますが、近隣のご迷惑となりますので、公共交通機関でお越し頂きますようお願い致します。 ※ビル外での騒音・大声での話し声等は近隣のご迷惑となりますのでおやめください。 ※ドリンクの持込はご遠慮ください。
Profile
伊藤直樹/NAOKI ITO
クリエイティブディレクター / 起業家
体験デザインスタジオPARTY代表。The Chain Museum (Artsticker)創業。
神山まるごと高専創立メンバー。京都芸術大学情報デザイン学科教授。
デザイン、テクノロジー、起業家精神の交差点に立ち、未来の体験を社会にインストールして、
人類のウェルビーイングを追求する。
また、日本社会を好転させる広義のクリエイターを育成する、社会とつなぐ活動をおこなっている。
これまでに、グッドデザイン賞金賞、文化庁メディア芸術祭優秀賞、カンヌライオンズ金賞など、
国内外の300以上に及ぶデザイン賞・広告賞を受賞。
2025.09.09
サポーズデザインオフィスが自社運営する猫屋町ビルヂングでのお祭り!
今年の猫祭は秋開催です!
ヨシヲ×ヤコネアイスのコラボや、東京から広島初出店となる「HAPPY GYOZA CLUB 来福餃子倶楽部」。「gubigubi」のナチュラルワインや、世田谷のセレクトショップ「This__」による猫グッズも広島初登場!さらに Hiki sauna では男女一緒に楽しめるサウナイベントを開催、熱波師登場!またこの日は映画「太陽の塔」の特別上映も予定しています。お子様も楽しめるさまざまなワークショップもご用意!
浴衣の着納めにもぴったり!今年もぜひ浴衣で遊びにいらしてください。
出店者情報は随時「猫屋町ビルヂング」のInstagramでお知らせ予定です。
https://www.instagram.com/nekoyacho.bld/
2025.05.29
[THINK 134]
今回のTHINKでは、国内外で活躍するアーティスト・中北紘子さんをお招きし、広島という場所からインスピレーションを受けた新作による個展とトークイベントを同時開催いたします。
中北さんは兵庫県出身。幼少期よりカサブランカや紫陽花など、四季折々の身近な花をモチーフに描いてきました。自身の感情を言葉で直接伝えるよりも、花々の色やかたちを使って自らの内面と向き合い作品として昇華させるプロセスは、ごく自然な自己表現の方法だったといいます。
学生時代はカトリック系の一貫校で過ごし、中学生の頃から専門学校のデッサンコースに通い始めました。東京藝術大学大学院では油画を専攻し、「作為と無作為の共存」という制作の根源となるテーマにたどり着きます。絵の具の“垂れ”や異なる素材や色彩の重なりを活かし、偶然と意図が交錯する画面は、鑑賞者の内面に共鳴するような深い精神性を湛えています。
描かれるものはシャンデリアや花、光の粒といった、姿形をもちながらも内面から自ら輝く、決して表層的な美しさにとどまらない存在が選ばれています。そこには、言葉にならなかったいつかの感情や記憶のようなものが宿るようです。
大学院修了後は本格的なアーティストの道へ。現在は神戸とカリフォルニアという全く異なる光の注ぐ2拠点にアトリエを構え、多彩な作品の創作に取り組んでいます。2021年には神戸・旧居留地に自身のギャラリーをオープンし、資生堂「THE GINZA」やジュエリーブランドTASAKIとのコラボレーションを通じて銀座・ロンドンで個展を開催するなど、活動の幅を国内外へと広げています。
今回の個展では、中北さんが今回の展示のために描き下ろした最新作までを一挙に展示。色彩の華やかさと静けさが共存する作品群は、普段アートに馴染みのない方にも、自然と心に届くものがあるのではないでしょうか。あわせて展示初日に開催されるトークイベントでは、作家本人に制作にまつわる思いや創作の背景、これまでの歩みについてじっくり語り尽くしていただきます。
「まずは見てみたい」「本人の話を聞いてみたい」──そんな気軽なきっかけで、ぜひ会場で、中北さんの世界にふれてみてください。この機会に多くの皆様のご来場をお待ちしております。
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THINK 134
日時:6月13日(金)
開場 18:30~
開演 19:00~21:00
会場:広島市中区猫屋町8-17 4階
会費:1,000円(予約不要)
FacebookイベントページURL→
https://www.facebook.com/pg/SupposeDesignOffice/events
問合せ:
(電話での問合せ)082-961-3000/SUPPOSE DESIGN OFFICE
(メールでの問合せ)think@suppose.jp
〈必ずお読みください〉
※椅子席は先着100 席まで、以降は立ち見となります。トーク終了後、アフターパーティーとして、ゲストを交えた懇談会の場を用意しております。お気軽にご参加ください。※エレベーターが使用不可のため、階段のみとなります。 ※ご来場が多数の場合は入場をご遠慮頂く可能性がございます。予めご了承下さい。
Profile
中北 紘子/HIROKO NAKAKITA
アーティスト・ギャラリーオーナー
1981 兵庫県生まれ。2006 東京藝術大学大学院 美術研究科絵画科油画専攻修士課程 修了。
東京藝術大学大学院修士課程修了後、本格的に制作活動を始める。シャンデリアや花といった華やかなモチーフに、多彩な色彩や素材を重ね、幻想的な作品世界を生み出し、「作為」と「無作為」という相反する概念を、大胆な色彩と重層的なマチエールによって描く。神戸と米国カリフォルニアのアトリエを拠点に制作を続け、2021年4 月に神戸旧居留地に自身のギャラリーをオープン。2022 年 資生堂「THE GINZA」とのコラボアートを展開し、2023 年にはジュエリーブランドTASAKI とのコラボレーションにてTASAKI 銀座本店、ロンドンでの個展を実現させた。
[Exhibition]
mizu tekiteki
Concept:
今回展示するのは、「命の循環」をテーマに、厳島の植物の緑と、空と海の青に導かれて描いた作品です。日本特有の自然が色濃く残る厳島を訪れたとき、人と動物、そして植物が共生する生態系に「楽園」を感じました。この島全体に溢れる、生命の美しさに心を打たれたことから、作品の制作が始まりました。
きものに紋様を染めるために使われる伊勢形紙(いせかたがみ)を用いて、紅葉の形を取り入れ、花の中心部に見られる神秘的な星形を縫い上げたりすることで、日本文化が古来より大切にしてきた自然との共生を表現しています。
木々の葉を描いた作品《mizu tekiteki》は、象徴として紅葉を全面に施し、現代と、かつてあった「神代」を結ぶイメージがベースとなっています。空と雲、海の作品《kumo yuyu》では、水の循環を通して、命の循環を表そうと試みました。雲から雨へ、雨から川へ、川から再び海へと、常に循環を繰り返し、地球全体を潤す水の世界を描きました。
小鳥が囀り、鹿が寛ぎ、静かな風が吹く、この穏やかな神様の楽園を、永遠に。そのような願いを込めて描いた作品です。
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日時:6月13日(金)〜20(金)
営業時間:11:30~19:00
会場:広島市中区猫屋町8-17 2階
定休日:水曜
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中北紘子
制作全体
儚さのなかに確固とした強さを持つものに惹かれ、これまで、花、柳、人魚姫、シャンデリアなどを描いてきました。
桜の花は春のたびに咲いては散ることを繰り返しますが、そうして桜の命は未来へと続いていきます。人や生き物が時とともに老い、次の世代へと命を受け渡し、それによって生命が循環する。そんな儚いと同時に、しなやかで力強い世界を、絵画を通して表現したいと考えています。
日本人は古くから季節の変化を身近に感じ、日常に取り入れながら暮らしてきました。鳥の声、植物のざわめき、川のせせらぎといった、すぐさま失われてしまう細やかなものに気づき、その一瞬のきらめきを描くことで、本当の強さを宿した作品が生まれると私は信じています。
私の作品における絵の具の垂れは、重力という自然の力に従って絵の具が動いたありのままの痕跡です。風にしなやかに揺れながら、力強く垂れる柳のように、私たちを大らかに見守り、慈しむような、そのような作品を描きたいと考えています。
2025.04.17
SUPPOSE DESIGN OFFICE監修の
民泊「TERRACE tokaichi stay」が広島にOPENします!
お部屋はセミダブルベッド2台のお部屋とシングルベッド2台のお部屋の2種類です。
広島市内の繁華街に近い場所にある「TERRACE tokaichi stay」は周辺に魅力的な飲食店が集い、かつ住宅地の落ち着きがある地域にあり、まるで広島に暮らすように宿泊体験ができます。
広島駅から電車で15分(広島大町線・十日市駅下車)、広島市中心部にある平和記念公園まで徒歩10分の距離です。
SUPPOSEの運営する『猫屋町ビルヂング』 @nekoyacho.bld も徒歩5分!Hiki saunaやyacone icecreamや社食堂の割引サービスもご用意しております。ぜひご一緒にご活用ください。
本日より予約受付開始しております。
5月の連休も予約可能です。ぜひご予約ください!
2025.04.04
[THINK 133]
今回のTHINKは、株式会社GREENING代表 関口正人さんです。レストランからベーカリーやホテル、ライブハウスまで、多くの人が足を運ぶ場所をプロデュースされてきました。東京都足立区で生まれ育った関口さんは、東京の下町で育ち、商店街のにぎわいに触れ、地元のお店の人たちと交わす日々の会話から、“まち”や“人の営み”への興味が自然と育っていったといいます。
転職を3度経験し起業。起業して数年後、鎌倉の有名な漫画家の自宅を関口さんが借り、レストラン事業を開始します。一皿の料理、一杯のコーヒーを提供することによって、古びた家が価値となって、大家さんには家賃が払えて、街の人にはその素晴らしい場所を共有できる。その人たちがその場所をきっかけに繋がっていくという役割を果たす。そうした繋がる実感が持てたのが鎌倉の「GARDEN HOUSE」プロジェクトだとインタビューで話されていました。
また、2018年「MUSTARD HOTEL」というホテルを展開中、コロナ禍が襲い、あらゆる家賃が支払えない状態に。「一番大事なのは従業員の継続的な雇用と事業の継続」その最短距離をいこうと辿りついたのが、第二会社方式。2020年、THINK GREEN PRODUCEの事業のうち、いくつかがGREENINGに事業譲渡されるかたちで引き継がれ、今のGREENINGがあります。
距離があったとしても一つのお店が二つとなり、点と点が線になり面になり立体になる。点と点の交流、点からの展開による立体化するまちづくりを行なっている関口さん。
GREENINGの公式サイトには、“we think”というページがあり、そこに谷尻が気に入っている言葉があります。
―
#1 真逆と思えることが、実はつながっている。
―
続きはGREENING サイトの「we think」へ (https://greening.co.jp/we-think/)
アパレル業界で培ったカルチャーへの感性と、地域の空気を読む目。都心とローカル、日常と非日常、センスとビジネスといった“真逆の視点”を同時に持ち、そこにあるつながりをていねいに形にしていく。おいしいコーヒーを求める声があるなら、人の流れがなくても意味がある。そんな考え方が、GREENINGの場づくりの芯にある。街と人の関係性を更新し続ける関口さん。ご本人から「今回のテーマは、“真逆の視点から考える街づくりと紆余曲折山あり谷ありのぶっちゃけ経営談義。”と題していきたいと思います!」と意気込みをいただきました!ぜひ多くの皆さまにご来場いただき、関口さんの視点を深掘りできればと思います。
ー
THINK 133
日時:4月18日(金)
開場 18:30~
開演 19:00~21:00
会場:広島市中区猫屋町8-17 4階
会費:1,000円(予約不要)
FacebookイベントページURL→
https://www.facebook.com/pg/SupposeDesignOffice/events
問合せ:
(電話での問合せ)082-961-3000/SUPPOSE DESIGN OFFICE
(メールでの問合せ)think@suppose.jp
〈必ずお読みください〉
※エレベーターは使用不可のため、階段のみとなります。※椅子席は先着となります。以降は立ち見となります。 ※ご来場が多数の場合は入場をご遠慮頂く可能性がございます。予めご了承下さい。※駐車場・駐輪場はございません。恐れ入りますが、近隣のご迷惑となりますので、公共交通機関でお越し頂きますようお願い致します。 ※ビル外での騒音・大声での話し声等は近隣のご迷惑となりますのでおやめください。 ※ドリンクの持込はご遠慮ください。
Profile
関口 正人/MASATO SEKIGUCHI
1972年、東京都足立区生まれ。夏から秋は海へ赴きサーフィンを、冬から春は雪山へ赴きスノーボードに明け暮れ、自然と動物をこよなく愛する。東洋大学社会学部を卒業後、三菱地所リアルエステート株式会社を経て、株式会社都市デザインシステムでコーポラティブハウス、不動産開発事業等などに従事。鎌倉の七里ヶ浜にある複合施設「WEEKEND HOUSE ALLEY」全体のプロデュースを行う。その後2008年に株式会社THINK GREEN PRODUCEを設立し、独立起業。商業施設や店舗やブランドのコンサルティングからオペレーションを含め、統合的にプロデュースを行う傍ら、運営も自らが手がけることで価値づくりを行う。レストラン「GARDEN HOUSE」をはじめ、「MUSTARD HOTEL」、小田急線線路跡地に開発された商業空間「reload」など幅広い分野で企画運営を行う。現在は株式会社GREENINGのCEOとして「culture scape 」日本らしい文化的な風景の創造を目指し新たな事業を展開している。
2025.03.13
[THINK 132]
今年初のTHINKは、異色の経歴を持つ料理人として注目を集め現在大活躍中の鳥羽周作さんです。2016年、代々木上原のフレンチビストロ「Gris」のシェフに就任し、2018年7月には同店を買い取り「sio」としてリニューアルオープンしました。「sio」は、開業からわずか1年でミシュランガイド東京2020で一つ星を獲得し、その後も掲載され続けています。この成功の背景には、料理の美味しさだけでなく、内装や音楽、サービスなど、すべての要素にこだわり、訪れる人々に特別な体験を提供するという鳥羽さんの哲学があります。
鳥羽さんは埼玉県戸田市で生まれ育ち。幼少期から喘息を患っていたため、体力向上を目的に小学2年生でサッカーを始めました。その後、サッカーに情熱を注ぎ、プロ選手を目指していましたが、大学卒業後、小学校の教員として働きながらJリーグの練習生としてプロへの道を模索しました。しかし、思うような結果を得られず、サッカー選手の夢を断念しました。サッカーから離れた後、自分の新たな道を模索する中で、「やりたくないこと」と「好きなこと」をリストアップし、料理への情熱に気づきました。31歳という遅咲きで料理の世界に飛び込む決意をし、最初の修業先は神楽坂のイタリアンレストラン「DIRITTO」でした。ここで「美味しいとは何か」という哲学と手法を学び、その後、フランス料理の名店「Florilege」や「Aria di Tacubo」で経験を積み、料理人としての腕を磨いていきました。
料理業界の常識にとらわれない革新的な取り組みでも注目を集めています。例えば、コロナ禍においては、いち早くテイクアウトを開始し、自身のレシピをSNSで無料公開するなど、柔軟な発想で新しいサービスを展開。さらに、若手シェフの育成や料理人の労働環境の改善にも力を入れており、「幸せの分母を増やす」というモットーのもと、多くの人々に喜びを届ける活動を続けています。
鳥羽さんのこれまでの歩みや料理に対する情熱、そして今後の展望について直接お話を伺う貴重な機会となります。料理や食文化に興味のある方はもちろん、新たな挑戦を考えている方や、人生の転機を迎えている方にも!ぜひたくさんのご参加お待ちしております。
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THINK 132
日時:3月28日(金)
開場 18:30~
開演 19:00~21:00
会場:広島市中区猫屋町8-17 4階
会費:1,000円(予約不要)
FacebookイベントページURL→
https://www.facebook.com/pg/SupposeDesignOffice/events
問合せ:
(電話での問合せ)082-961-3000/SUPPOSE DESIGN OFFICE
(メールでの問合せ)think@suppose.jp
〈必ずお読みください〉
※エレベーターは使用不可のため、階段のみとなります。※椅子席は先着となります。以降は立ち見となります。 ※ご来場が多数の場合は入場をご遠慮頂く可能性がございます。予めご了承下さい。※駐車場・駐輪場はございません。恐れ入りますが、近隣のご迷惑となりますので、公共交通機関でお越し頂きますようお願い致します。 ※ビル外での騒音・大声での話し声等は近隣のご迷惑となりますのでおやめください。 ※ドリンクの持込はご遠慮ください。
Profile
鳥羽 周作/SHUSAKU TOBA
sio株式会社 代表取締役
Jリーグの練習生、小学校の教員を経て、31 歳で料理の世界へ。
2018年「sio」をオープン。同店はミシュランガイド東京 2020 から 6年連続で掲載。
現在、全国にいろいろな業態の9店舗を展開。
書籍 / YouTube / SNSなどで公開するレシピや、フードプロデュースなど、
レストランの枠を超えて様々な手段で「おいしい」を届けている。
モットーは『幸せの分母を増やす』。